カタルタの使用例を共有するラボ、始めました。第1回は、学校でカタルタを使う実践例談義60分!
日々、「確かめる」「思い出す」「考える」を繰り返す。コロナ禍でますます増える、これらの行為に相性のよいツールがカタルタです。語りを遊びに変え、言語化のプロセスを楽しく実りあるものにするチャンスが広がります。
でも、実際にはみんなどうやって使っているの?
第0回に続き、今回も二人のプロフェッショナルを迎え、オンライン・トークセッションを行います。一人は東明館中学校・高等学校探究コース主任の山元祐輝さん。2年間で50名を超える多様な職業人を教室に招き入れるなど、「新しい教育」を探究されています。1年ほど前に制作者の福元自らカタルタの使い方を共有させていただいたところ、すぐに実践に活かしておられました。当日は多くの実践例の中からいくつかご共有いただきます。もう一人は前回、ゆるい雰囲気のままなされる本質的なコメントが好評だった倉成秀俊さん(株式会社Creative Project Base)。今回はアクティブラーニングこんなのどうだろう研究所所長としてご参加いただき、その知見をお借りします。書くにせよ、話すにせよ、言語化の機会が多い学校教育の現場での工夫は、教育業界の内外を問わず、様々な場における実践の手がかりとなるでしょう。
定員は65名。学校教育でカタルタを活用するにあたってのお困りごとや興味をお持ちの方はぜひご参加ください。また、そのようなご友人がいらっしゃっいましたらぜひお伝えください。
<カタルタをお持ちでない場合>
当日は山元先生によるミニワークが用意されています。カタルタをお持ちでない方は、「オンライン視聴チケット+カタルタ スタンダード版(送料込み)」を数量限定でご用意しましたので2月17日正午までのご注文をおすすめいたします。ご購入の方には別途ご連絡いたします。
また、カタルタ付きチケットが売り切れた場合でも、オンラインショップで2月17日正午までにカタルタをご購入いただけましたら、イベント当日までのお届けが可能です。
<こんな方におすすめ>
カタルタを使ったことがない場合、
・学校教育への取り入れ方を見てみたい。
・具体的な活用イメージを持ちたい。
・現場での効果的な使い方を知りたい。
・教育の現場を持っている。
・多職種連携に関心がある。
カタルタを使ったことがある場合、
・他の人がどんな使い方をしているのか知りたい。
・自分の使い方でよいのか確かめたい。
・自分なりの使い方を考える参考にしたい。
<登壇者紹介>
ゲスト 山元祐輝さん
東明館中学校・高等学校(佐賀県基山)探究コース主任。「やりたいことを形にする」を教育目標に掲げ、他と協力して未来を生き抜く人材を育成するために同校に創設された探究コースにて「新しい教育」について探究を続けている。同コースでは、何かのプロジェクトを教科にあてはめて各教科で学んだことを繋げてひとつのプロジェクトを完成させるPBL(プロジェクトベースドラーニング)という授業形態を採用。最近では、NPO法人テラ・ルネッサンスと一緒にプロジェクトを実施。物理・数学・化学・倫理・地理・英語・国語の学びを活かしたPBLに取り組んでいる。http://www.tomeikan.ed.jp/
ゲスト 倉成英俊さん
1975年佐賀県生まれ。小学校の時の将来の夢は「発明家」。2000年電通入社。クリエーティブ局に配属、多数の広告を企画制作。その最中に、プロダクトを自主制作し多数発表。2007年バルセロナのプロダクトデザイナーMarti Guxieのスタジオに勤務。帰国後、広告のスキルを超拡大応用し、各社新規事業部の新プロジェクト創出支援や、APEC JAPAN 2010や東京モーターショー2011、IMF/ 世界銀行総会2012日本開催の総合プロデュース、佐賀県有田焼創業400年事業など、さまざまなジャンルのプロジェクトをリードする。2014年より、電通社員でありながら個人活動(B面)を持つ社員56人と「電通Bチーム」を組織、社会を変えるこれまでと違うオルタナティブな方法やプロジェクトを社会に提供。2015年には、答えのないクリエーティブな教育プログラムを提供する「アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」をスタート。2020年7月1日Creative Project Baseを起業。Marti Guxieにより日本人初のex-designerに認定。https://www.creative-project-base.com/
ホスト 福元和人
1975年鹿児島県生まれ。カタルタ制作者。2007年に個人プロジェクトとしてカタルタの制作を始める。都内各所で試遊会を重ね、2012年にカタルタの販売を開始。自ら考案の使い方を提案するとともに、広く実践の場に参加し、さまざまなジャンルで応用展開された活用法を収集。カタルタをひとつのツールとしてだけでなく、メソッドとして発展させるための探究を続けている。2021年には、時間の流れを遊ぶためのカードセット「TIME FLOW」を発売。https://www.kataruta.com/